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家の中に浸水してしまったらどいうすればいい・・・

築建物・部屋が、台風や大雨で浸水した場合の対処

基本は、「水を止める」「逆流を止める」「設備を守る」「浸水したら安全に復旧する」の4段階で考えると分かりやすいです。浸水する前の対策一番効果が大きいのは、建物への入口で水を止めることです。

①玄関・勝手口・シャッター前に止水板(防水板)通気口など低い位置の開口部を止水する。

②外壁やサッシ周辺のひび割れ・シーリング劣化を補修する。

③排水口・トイレなどからの下水逆流対策・・・分電盤、コンセント、給湯器、空調室外機などを可能なら高い位置へ重要書類・PC・備蓄品などを床に直接置かない。古い建物なら、止水板だけ付けて終わりではなく、「水がどこから入るか」を調査することが先です。玄関を止めても、床下・排水管・換気口・外壁のクラックなどから入ることがあります。

台風接近時

浸水が予想される場合は、人命優先です。水が入ってから土のうや止水板を設置しに外へ出るのは危険なので、早めに設置します。1階にある電化製品や貴重品は上へ移動。車も早めに高い場所へ移します。そして、避難が必要な地域なら「建物を守る作業」より避難を優先します。

実際に室内へ水が入ってきたら

ここは電気が一番怖いです。浸水している場所では、コンセントや電気設備に触れない。安全に操作できる状況なら電源を遮断しますが、すでに分電盤周辺まで浸水しているなら、自分で水の中を移動してブレーカーを操作しない方が安全です。また、水が急激に増えている場合は、1階に留まらず上階へ移動する「垂直避難」も選択肢になります。ただし、その建物自体が危険な場合は自治体の避難情報に従います。

水が引いた後実はここもかなり重要です。すぐに電気を入れず、電気設備は専門業者に確認してもらう。泥水が入った床・壁・断熱材などは洗浄・乾燥し、必要に応じて撤去します。特に古い建物では、浸水 → 床下に水が残る→ 木材・断熱材が乾かない → カビ・腐朽という二次被害が起こりやすいです。

もし古い建物を改修して台風・豪雨にも強くしたいという話なら、耐震改修と同時にやる価値があります。例えば、耐震補強+止水板+排水逆流防止+設備の高所化+床下の排水・点検性確保までセットにすると、「地震だけに強い改修」ではなく、地震+水害に対するレジリエンス改修になります。ただし水害対策は立地によって全然違います。想定浸水深が30cmなのか、1mなのか、3mなのかで設計方針が変わります。3m級になると「建物に水を入れない」ことだけで対処するのは難しく、上階への避難や設備配置そのものを変える方が合理的です。

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