地震による火災から家を守ろう!

日本は地震大国です。
私たちの生活の中で、いつどこで大きな揺れが来るか分かりません。
最近では、「感震ブレーカー」という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、「そもそも何のためのもの?」と疑問に思っている方も多いものではないでしょうか?
今回は感震ブレーカーの基礎知識と設置するメリット、補助金の情報などをまとめてご紹介します!
感震ブレーカーって何?
感震ブレーカーとは、地震の揺れを感知すると、自動的にブレーカーを落として電気を止め火災を防ぎます。
地震による火災の過半数は電気が原因です。
東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。
そのうちの過半数が電気関係の出火でした。
※資料 日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」
感震ブレーカーの主な種類
目的や建物の状況に応じて、いくつかのタイプがあります。
分電盤に空きがある場合↓
🔌分電盤タイプ 45,000円(税込)~
分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを察知しブレーカーを落とす。
分電盤に空きがない場合↓
🔌分電盤タイプ 55,000円(税込)~
分電盤に感電機能を外付けするタイプで、
既存のホーム分電盤の横などにそのまま設置可能。
感震ブレーカーを設置するメリット
・地震直後の火災のリスクを大幅に低減
→自動で電気を止めるので、避難中も安心
・高齢者世帯、空き家の安全確保
→在宅中でも外出中でも、電源オフ忘れ防止
・補助金制度が使える自治体も
→費用の一部が助成される場合も
補助金情報
内閣府・経済産業省と連携して設置率100%を目指しています。
現在、静岡市では感震ブレーカーの設置に対して設置費用の3分の2の
補助金※を受けることができます。
※一定の条件がありますので、詳しくはお問合せ下さい。