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【2025年最新情報】国内メーカー産45cmフロントオープン食洗機徹底比較!

2025年2月よりパナソニックから45cmフロントオープン食洗機が新発売しました。

フロントオープン食洗機といえば、ミーレやボッシュなどの海外メーカーしか選択肢がなかった印象ですが、

リンナイが45cm幅フロントオープン食洗機を発売したことを皮切りに、

満を持して、2023年秋頃にパナソニックが60cm幅フロントオープン食洗機を発売。

食洗機の種類(スライドオープン・フロントオープン)だけではなく、メーカー選択肢も増え、

食洗機戦国時代に突入…!(ここで開戦の法螺貝音)

 
前回は海外メーカーと国内メーカーの比較を行いましたが、

今回は国内メーカー2社(パナソニック・リンナイ)幅45cmフロントオープン食洗機を比較します。

 

目次
1. 容量・カゴ・食器の入れやすさ
2. 洗浄力
3. 操作・機能性
4. 価格
総括

 

容量・カゴ・食器の入れやすさ

庫内容量・食器点数

パナソニック

パナソニック製品

リンナイ

リンナイ製品

※ メーカー公式サイト・カタログを参考
 

庫内容量・食器点数はあくまで目安ですが、

こうして比較してみると、「パナソニックの方が若干多めに入るかな…」といったところ。
 

幅60cmタイプと比べてしまうと容量はかなりコンパクトにはなりますが、

・キッチンの引出し幅が狭くなってしまうのがイヤな方

・そこまで多くの食器、調理器具を使わない方

には、ちょうど良いサイズ感です。

 

カゴ・食器の入れやすさ

食器の入れやすさに関しては、

スライドオープンタイプと比べるとフロントオープンタイプは断然食器が入れやすいのですが…


 

パナソニックのカゴは3段になっており、中段のみ高さの調節ができます。

高さのある鍋やグラスなど、セットするものに応じて3段階で調節が可能です。


(出典:https://www.youtube.com/watch?v=gwrQAryRvjY
 

また、カトラリー(箸やスプーンなど)を入れるスペースも両メーカーで異なっています。

パナソニックは、上段がカトラリー専用スペースとなっており、

お玉や菜箸だけでなく細々したものをすべて平置きで収納できます。

長さがあるものも入れやすいです。
 

一方、リンナイは下段に立てて収納するスペースが設けられており、

1日分の箸・スプーン類をまとめて洗うとなると少し心許ないかな?といったサイズ感。

長さがあるものは上段に突っかかって入らない可能性があり、入れ方に工夫が必要です。

 

洗浄力

洗浄ノズルの個数

洗浄ノズルは、パナソニックは3箇所、リンナイは2箇所に付いています。
 

パナソニック

パナソニック製品

リンナイ

リンナイ製品

 
どちらも庫内でノズルが回転し、上下の強力な水流で汚れを洗い流す仕組みです。
 

パナソニックはリンナイより1箇所ノズルが多く、

天面からシャワーのように洗浄水を噴射する「カトラリーノズル」が付いています。

「下から上」だけでなく「上から下」へ、多方向から洗浄してくれます。

食器を多めにセットすると水流が行き届かず汚れが残りがちなので、

ノズルが1箇所多い分、洗浄力に期待大です。

 

「国内メーカーは洗浄力が低めだから予洗いした方が良い」?
インターネットで食洗機の口コミや正直レビューを謳っているブログ記事などを読むと、時々見かける「国内メーカーは洗浄力が低めだから予洗いした方が良い」という文言。
実際のところどうなのか?というのは、個人の感覚もあるので断言するのは難しいですが…
なぜ“洗浄力が低い”と感じる方が多いのか。

まず、パナソニック、三菱、リンナイなどの国内メーカー食洗機は100Vが主流です。
日本の電圧は100Vが基準なので、それに合わせて設計されています。
一方、ユーロ圏は220〜240Vと高く、ミーレやボッシュなどの海外(ドイツ)メーカー食洗機は200Vが主流。
電圧が高い分駆動がパワフルで、庫内の水圧も強いです。

さらに、ノズルの個数や構造についても国内・海外で違いがあります。
国内メーカー食洗機はほとんどがノズルが2か所で、海外メーカー食洗機は各収納部の下にノズルが3か所設置されています。
多方向から高圧の水流を当てるので、多めに食器をセットしても水流が行き届きやすいです。
だからこそ「予洗い不要」と大きく宣伝しており、汚れ落ちもユーザー満足度が高い結果となっています。

以上の2点を踏まえると、日本で主流のスライドオープンタイプは「水圧が弱め」で「予洗い推奨」なので、洗浄力が低いと感じる方も多いでしょう。
国内メーカー食洗機を利用しているユーザーの口コミやレビューを見ると、「見逃した卵汚れやきつい油汚れは落ちきっていない」という意見がちらほら。
そういったユーザーの意見を拾い、パナソニックは洗浄ノズルを3か所に設定したのかもしれません。
(実際にカタログなどでも、パナソニックのフロントオープン食洗機は「予洗い不要」と大きく謳っています)

電源100Vのスライドオープンタイプはどうしても馬力が落ちるので、汚れ落ちを重視する方にはフロントオープンタイプの食洗機をオススメいたします。

 

操作・機能性

操作部のデザイン・扱いやすさ

まずは操作部の比較です。
 

パナソニック

パナソニック製品

リンナイ

リンナイ製品

パナソニックは操作パネルの露出がないため、扉面材をシステムキッチンと合わせると美しく一体化してくれます。

さらに、運転状況によって足元の表示ランプが光る機能も。

青の点滅が「洗浄中」、赤の点滅が「乾燥中」など、コースによって光り方も違います。


(出典:https://www.youtube.com/watch?v=s0yGCfgrfz8

デザイン性・キッチンへの収まりを重視する方は、パナソニックがオススメです。
 

一方のリンナイは、電源の入切ボタンと運転時間を表示する簡易の操作パネルが見える形になっています。

運転時間が可視化されているので、後何分で仕上がるのかを確認できて便利です。

デザイン性を損なうほど主張が激しいわけではないので、好みで選びましょう。

 

機能性

次に、洗浄コースを比較します。
 

■ パナソニック ■ リンナイ

洗浄コース
オート汚れの量に応じた運転
汚れレベル1スピーディつけおきすぐ、軽くすすいだ食器を洗うとき
汚れレベル2標準食後すぐに運転する時
汚れレベル3念入り時間が経過、油汚れの多い時
エコ節水水道代や電気代を節約したいとき
低温プラスチック食器(耐熱60-90℃未満)を洗うとき
お手入れ庫内のお手入れをするとき
乾燥のみ乾燥乾燥のみの運転をするとき
その他機能
ナノイーX送風庫内のニオイを抑制・除菌
予約予約運転をしたいとき(2・4・8時間後の運転開始時間を選択可能)
ソフト排気乾燥行程時の排気温度を下げる
予約予約運転をしたいとき(1~12時間の範囲で設定可能)

 
パナソニックにはオート洗浄機能が付いており、汚れの量に応じて運転してくれます。

また、プラスチック容器(弁当箱や子ども用のプラ食器など)をメインに洗浄する際に低温で洗浄できる機能、

ナノイーX送風で庫内を除菌し、キレイに洗い上がった食器を清潔に保管する機能もあり、

リンナイより洗浄コース・独自機能が豊富な印象です。
 

さらに、パナソニックは庫内のお手入れを食洗機自体がやってくれるので、

掃除の手間が減って楽チン。

(定期的な残さいフィルターの清掃は必要です)
 

そして、「地味に違いが効いてくるな~」というのが、予約運転機能です。

パナソニックは、2・4・8時間と刻みでの設定しかできませんが、

リンナイは、1~12時間の範囲であれば自由に設定が可能。

そもそも予約機能とは、夜間の割安な電力を利用して電気代を節約するための機能なのですが、

電気代が安くなる時間帯から逆算して食洗機をセットする必要があります。

毎日決まった時間に夕飯を済ませるのが難しいご家庭もありますので、

1時間単位で設定できるのはありがたいですよね。
 

その他の洗浄機能は特に違いは見られませんが、洗浄に関する表現が各社で異なります。

例えば、食後すぐに洗浄する場合、

パナソニックは「レベル2」、リンナイは「標準」と表記が違います。

どちらの表記が分かりやすいかは個人の感覚だと思いますが、

汚れのレベル感は人によって異なるので、

リンナイの「標準」「スピーディ」「念入り」の方がスッと理解しやすいかもしれません。

 

価格

 

パナソニック

パナソニック製品

リンナイ

リンナイ製品

 
あくまでメーカー希望小売価格なので、工務店・ハウスメーカーの掛け率によって多少の変動はありますが…

リンナイが圧倒的に安い。約13万円の差は大きいです。

スライドオープン深型タイプ ハイグレードモデルと同等程度の金額で、

フロントオープンタイプ食洗機を選べるのは本当にすごいです。

リンナイの企業努力が伺えます。

「フロントオープンタイプの食洗機を設置したいけど、海外メーカーのものは価格が高すぎる」

「国内メーカーの食洗機を選びたい」

と思って足踏みしていた方にとって、朗報だったのではないでしょうか。

とにかく価格重視で、少しでも安くフロントオープンタイプの食洗機を入れたい方は、

リンナイがオススメです。

 

総括

庫内容量、洗浄力、操作性など様々な角度から比較を行ってきました。

最終的な比較表は以下です。

 

45cm幅フロントオープン食洗機 国内メーカー2社徹底比較

Panasonic

Rinnai

容量

庫内容量 約122L
食器点数 58点

パナソニックの方が若干多めに入る設計だが、あくまで目安

庫内容量 約66L
食器点数 56点

若干少なめだが、スライドオープンタイプより多く食器が入る設計

カゴ・食器の入れやすさ

3段カゴ
中段引出しの高さ調整が可能

セットするものに応じて中段の引出しが3段階で調節が可能
上段がカトラリー専用スペースとなっており、平置きで収納ができる

2段カゴ
引出し調整機能なし

下段に立てて収納するカトラリースペースあるが、長さがあるものは上段に突っかかって入らない可能性あり
入れ方に工夫が必要

洗浄力

洗浄ノズル 3箇所

リンナイより1箇所ノズルが多い
天面からシャワーのように洗浄水を噴射する「カトラリーノズル」が付いており、多方向から洗浄してくれる

洗浄ノズル 2箇所

国内メーカー食洗機は洗浄ノズル2箇所が一般的
上下2段回転ノズルが庫内で回転し、隅々まで洗浄してくれる

デザイン性

操作パネルの露出がなく、デザイン性◎

扉面材をシステムキッチンと合わせると美しく一体化

電源や運転時間が見れる簡易操作パネルあり

運転時間が可視化されているため、後何分で仕上がるのかを確認できて便利

操作部の扱いやすさ

扉上部操作・タッチパネル式

見た目も美しいタッチパネル式

扉上部操作・ボタン式

操作感が分かりやすいボタン式

機能性

洗浄コースが多様

汚れの量に応じて運転するオート洗浄、プラスチック容器を傷めず洗える低温洗浄など、多様な洗浄コースあり

必要最低限の機能を集約

必要な機能のみを厳選して搭載しており、操作が分かりやすい

価格

メーカー希望小売価格
363,000円(税込)

リンナイより後発のため、痒いところに手が届く機能が多め
掛け率によっては海外メーカーの方が安いかも

メーカー希望小売価格
233,200円(税込)

パナソニックより約13万円安い
スライドオープン深型タイプ ハイグレードモデルと同等程度の金額で設置可能

 
リンナイは国内メーカーとして初のフロントオープン食洗機を発売しました。

ファーストペンギンになるのはさぞ勇気がいる決断だったと思いますが、

・日本の狭小なキッチンに収まる45cm幅

・主流の電源100Vで稼働する

・高価な海外製より手に取りやすい価格で

を実現しようという、メーカーの企業努力が伺えます。
 

パナソニックはリンナイより後発のため、

市場調査などを念入りに行った上で開発に着手した印象です。

後発なので、正直「そりゃいいものも作れるだろう」感はちょっとあります。

それでも、中段カゴの高さ調整ができたり、

上段のカトラリー専用スペースに細々したものを平置きで簡単に収納できたり…

さらには庫内洗浄機能まで。

「フライパンが入らない!」

「箸が毎回突っかかってストレス!」

「庫内の掃除がめんどくさい!」

というような、家事をする上での小さなストレスを取り除く設計がなされていて、

流石の老舗メーカーです。
 

まとめますと、

機能性重視ならパナソニック、価格重視ならリンナイ をオススメいたします。

今回の記事が食洗機選びの参考になりましたら幸いです。
 

キッチンリフォーム、食洗機交換のご依頼はぜひ大仙へ!

 

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